サルベーションマウンテン salvation mountain

はじめまして。

今回初めてpluie blogを綴らせていただきますpluie Tokyoのnahoです。


私は今、1ヶ月のバケーションをいただき3週間NY、1週間LAの旅をしています。

今回は私のLAでの1日について、、


わたしの旅もそろそろ終盤を迎えようとしている今日9月26日。

ずっと行きたかったパームスプリングスの先ある、サルベーションマウンテン salvation mountain へ行って来ました。

 

高校生の頃、イントゥザワイルドという一本の映画を観ました。

その映画は大学を優秀な成績で卒業し、今まで何不自由ない生活を送ってきた主人公が全てを捨てて旅に出、最後に本当に大切なものに気づくというお話です。

しかも実話を基にしたお話なんです。

今思うと、その映画が私を旅好きにさせてくれたのではないかと思います。


その中に出てくるサルベーションマウンテン。

一度見たら忘れられないカラフルなそれは映画のワンシーンだったにも関わらず高校生の私に物凄いインパクトを与えました。


サルベーションマウンテンはロサンゼルスから車で約4時間ほど走ったところにあり、ソルトンシーという湖を越えて少し行った砂漠の中に現れます。

ずっと行きたかったところ。

目の前に立った瞬間涙が出そうでした。


実物は壮大で周りに何もない砂漠と晴れ渡ったカリフォルニアの真っ青な空にぴったりでした。


これを30年もの年月をかけて一人で創り上げたことを考えると本当に素晴らしいです。

しかも元々、作者は宗教的メッセージを記した気球を揚げるつもりでこの地に来たのですが、気球が揚がらなかった為、代わりにこのサルベーションマウンテンを創ろうと思いついたそうです。


この発想と行動力、そして執念が合わさって出来たものだから余計に感慨深いです。

2014年に作者が亡くなり、それでもなお彼の作品を大切に保管しようとたくさんの人が守っています。

今日も猛暑の中、一人の男性がペンキを丁寧に塗り直していました。


映画のワンシーンで

「人間関係だけが、人生の全てではない。神様は世界のあらゆるところに楽しみを散りばめている。だから、もっと旅に出ないと」

という言葉があります。


まだたくさんの国に行ったことはないけどこれからも旅をして行きたいと今日改めて思いました。


カリフォルニアの大地にそびえ立つこのサルベーションマウンテン。

今日行ってみてたくさんのパワーをもらいました。


実際目にして見ないとその素晴らしさはわからないかもしれません。

でも私の写真から皆さんに何か少しでもメッセージが伝わればな、と思います。

PLUIE

PLUIE 「PLUIE」という共通点に集まったそれぞれの瞬間を残していく場所。

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