PLUIE

記事一覧(29)

創造する.

創造においてはもちろん自由です。今回は私の想像の仕方について書かせて頂きます。最初はあくまで私の創造するときの主に準備の部分に焦点を当てた話を。そして、創造するときのルールに関する話をしたいと思います。安定した「無」を創る。私は中学校のからか、形に興味を持ち始め、かっこいいや、美しい、自分がいいと思うものは何か?の問いをずっと持ち続けていました。評価されている絵、映画、アート、舞台、ダンスをできるだけ観て、成長したい。と、ただただインプットしてきた時があり、そして、次第にそれらの写真や記事を集めたり、考察するようにもなりました。これらも、もちろん重要要素です。ですが、より大切な部分があります。創造をする状態作り、もしくは環境づくりです。想像しやすいように「無」にちかいような状態を作るということです。生きていく中でお腹がよじれるほど笑うことや、枯れるほど泣いたこと、身が切れるほどの悲しみ、愛し愛されること、傷つけ傷つけられることなど、心が揺れたことがそれに大きな助けになることに気づきました。創造するときはある意味、孤独です。どれだけ安定した孤独を創れるかが私にとっては大事です。理想は水平線まで対岸が見えないような大きな澄んだ湖の真ん中に浮かぶように。強い朝霧に荒れる波もない静かに揺れているだけのような心の状態を作ります。その時の湖の大きさが大事で、先ほどの経験に直接的に関わってきます。特に傷ついたことや、苦しみ、恥ずかしいこと、傷つけてしまったことからの後悔などは強い土台を作ってくれました。土台は悲しみでも何でもそれが大きいほどに強固なものになり、その人の懐の深さになり、魅力にもなります。強い土台があれば、あとは頭の中でただ自分の内側にある美しいと思う何かを問い続けます。今ままでの人生の中での大きな心が動いたことや経験が人間としの幅を広げてくれて、余裕が生まれ、集中できる土台なりました。自然の法則に添う。人の数だけ唯一無二な視点を持った経験や思いがあり、同じものはない。そこから産まれ、それに呼応するものは同じものにならない。自分が誇れる創造者であるには誰かと同じものを作ることが自分の求めることではない。新しい価値の提案は自分の生き道からの内側だけに存在し、それの探求をすればオリジナルのデザインしかできない。それが自分の探求の仕方あり、求めることであり、価値なのかもしれないと思います。PLUIEを始める時に自分が本当に美しいと思える創造をしていきたいと思いました。それを考えた時に、本質的に美しいと思えるものは人間が自然界から生まれたのだから、その自然界にある美しさと共存できる創造ではないか?と自分なりの答えが見えました。経年劣化やその傷。上流にある石が擦れ合い削れた丸み。硬質なものが、より硬質なものにあたり砕ける破片。見えずに存在する風のようなものの流れ。雫が落ちる時の連動。平にならないミナモ。囓られた熟れもの 、、、、。今まで見過ごされていたモノや感覚に焦点をあて、新しい価値を提唱していきたいです。自分が自分の内側に何度も問いかけながら創る探求は楽ではありません。ですが、それにより喜んでいただける人がいることはありがたいことでまた嬉しい限りです。yuya

林檎

2月に新店舗ができ、移転することになりました。ロスでPLUIEを始めて、2013年1月1日に法人化し、2013年アメリカでネットスタート。2014年日本法人設立。日本国内ネット販売スタート。2015年神宮前直営店オープン。2018年移転拡大、、、。時間はあっという間でしたが、体感時間はそうでもないです。色々な経験ばかりが初めての経験、状態だったので、濃密で、自分の人生の中でも一番色濃い5年でした。仲間、サポートしてくれる方々、スタッフ、喜んで購入していただいている方々のおかげです。本当にありがとうございます。私は自分の世界の探求が好きです。2月からも、また仲間が増えます。みんなと共に、どこまで、どのようなもの生み出せるかを突き詰めていきたいです。PLUIEはまだまだ入り口のドアが少し開き始めたぐらいの状態ですが、これからも私たちの生み出す”新しい価値”の提唱というものは目に見えるだけではないので、視覚的、直感的、触覚的に感じてもらえればと思っております。より上質の発信ができるために私たちは『style』という勉強会をおこなっており、今回はそれをご紹介したいと思います。PLUIEでは上質な伝達者への成長のため、スタッフは色々なアーティストやデザイナーの考察やそこから生まれる自分の疑問、仮説、意見を提出してもらい私が返答をします。成長において、鑑賞時にもつ関心、疑問などの勉強、学びからの意見がとても重要だと思っていて、こういう力をそれぞれつけてほしいという考えで行なっています。例えば、一つの写真を見ても...・構図・被写体との関係・光・なぜ、この写真が好きなのか?・この空気感はどのようにして生まれているのか?・プリントの質感......等々。一つの写真でも色々な疑問が出てくると思います。色々、学びや疑問は出てきて、それはきっとこうなのかも!という、仮説が立てれる人は感性が磨かれる人である場合が多いです。それは、何気ないことでも重要なことや見逃してしまうようなことにもいつかフォーカスできるようになり、重要性をみつけ、ただ刺激的なものだけに目がいくのではなく、本質的に物事を見ることができたら、それはPLUIEにとっても重要ですし、それぞれの人生においてもきっと役に立ってくれるだろうという想いで行なっています。実際に行なっているテーマは、・「マルタンマルジェラ」のレポートと世界観への考察・映画「talk tot her」のレポートと世界観への考察・「PLUIE」のレポートと世界観への考察....他に色々ありますが、このようなものです。どのようにブランド『マルタン・マルジェラ』は生まれ、今に至るのか。それをそれぞれが調べて、自分の意見を最終的に述べるのです。それを私が返答します。これはとても興味深いです。人の内側がよくわかります。見た目は目立っていないスタッフでも、よく興味を持って頭の中で面白い世界を想像したんだなという人もいます。大事なのは視覚的な魅力をちゃんと紐解いて感じ、落とし込めているのか?ということです。今、サーベイ、リサーチは簡単です。コピペできます。やった感は出せるでしょう、自分では。でも、視覚的に叩き込んでいない人が多いのが事実です。今はネットで上質の情報が格安で瞬時に得ることができ、昔のマルタンの服も結構見ることができます。でも、やらない人が多いです。それをやっている人だけは自分の色濃いい意見が言えるんです。こういうことは、とても重要で、『視覚的情報を紐解き言語に変換できる力』と『自分の意見をのせて、相手にわかりやすく伝える力』が身につきます。お客さんとブランドを繋げるスタッフはテクノロジーが進んでも機械に入れ替えることのできない裏付けや、知識、意見を生み出す想像力がとても必要だと思います。PLUIEの創造は私の段階で終わっているのではなく、スタッフの『質』にも大きな役割があり、それは私が直接、意見交換の場面を持つことによって、より浸透力の強いものになると思われます。上質な仲間を育てるのは、PLUIEの大きな役割で私のクリエーションの大事な部分であり、また楽しみでもあります。いつかブログでも一部を公開して、お見せしたいと思います。それでは。takahashi

移転への想い

あけましておめでとうございます。TokyoのMinoriです。一つ前のBlogでお知らせ致しましたが、いつもご愛顧くださる皆様のおかげで、PLUIE Tokyoは2018年2月22日に移転し店舗を拡大しオープンする運びとなりました。移転が決定したとき、様々なことを思い出しました。2016年、5月。Yuyaさんに初めてご飯へ連れて行っていただいたPLUIE Tokyoがオープンしてすぐの日のことです。その時「PLUIEを今よりも大きくしたいんです。」と伝えた記憶があります。今思えばオープンしてすぐに発する言葉じゃなかったかもしれません。でも、「PLUIEというブランドをたくさんの方へ知ってほしい。」という思いがその当時からとても強かったのは確かです。そんな思いの中、「今できることをしていこう」とがむしゃらに駆け抜けた約1年半でした。そして2018年2月。ついに、移転し店舗拡大へ。思い描いていたことが、徐々にではありますが現実となろうとしています。これもいつもPLUIEを愛してくださる皆様のおかげだと思っています。本当にありがとうございます。これからも、皆様にPLUIEを愛していただき、更にもっと多くの人へPLUIEを伝え広めていけるようスタッフ一同がんばっていきたいと思います。まだまだこれからも走り続けていきます。